キャンプ    @千葉県鴨川市内浦山


7/18、大盛況で幕を閉じた千葉オフの翌日、中学の同級生と久々にキャンプに出かけた。


場所は内浦山県民の森


ここへ来るのは2回目。
前回は日帰りだったが、今回は1泊キャンプ。

テント、寝具、炊爨道具などは全て持ち込まなくてはならないが、食材は現地近くの商店街で購入できる。
コンビニも2軒(ローソン、セブンイレブン)があり、ここでは飲料水や酒も手に入る。

キャンプ場は山を登ったところにあるが、下れば外房でも有名な内浦海岸なので、この季節全く不自由はない。
千葉としては標高が高く、海に近い割には涼しい。
夏とはいえ、夜は快適に過ごせる。

非常に自然豊かな場所。



出発時の荷室。

われながらすごい荷物。。
昨日まではすっからかんだったのに、いざ積むとこんなことに。


フィットのすごいところは、小さな車体にこれだけの荷物を積めること。
いくら他のコンパクトカーでもこんなにはムリでしょう。
2番手と目されるヴィッツですら怪しいと思う。
麓の内浦海岸。

今日は泳ぎはしないが、ふと寄り道。

真夏日だったので、早速海水浴に来ている人がいた。
海は青くて結構キレイ。
夏もこれくらい空いていたら、、、と思うがまずムリだろう。

奥に見えるのは、ホテル三日月。
内浦山県民の森の広場。

標高は300m程度の割に、雲が低く見える。
峠越えの最中に雲の中に入ったらしく、単車で来ていた友達の一人が寒がっていた。
到着!

一般道のみだが、比較的空いていたので船橋から3時間程度で到着。
混んでいたのは船橋周辺だけ・・・(-_-;


千葉オフの翌日なので、クルマはピカピカ★
どう見ても、アウトドア向けのクルマじゃあないね。。

積んだ荷物重すぎて、尻下がりだし。





手続きをして、早速キャンプ場へ。
テントを張ります。

完成!

最近のテントは組み立てが楽になったそうな。。

テント前の、ぶたさんの蚊取り線香がいい味出してるでしょ?
テーブル、コンロなど準備中(友達がw)。
道具、よくここまで揃えたものです(他人事のようw)。


「これなら災害があっても生き延びれる!」とは、友達の名言。




周りはヤマセミの鳴き声につつまれ、弱まったかと思うとまた、波のように寄せてくる。

テント設営も終わり、周辺を散策することに。
周遊コースがあるのですが、ヤマビルが多発しているために、いずれも閉鎖。。。


とは書いてあるものの・・・



ここはまだアスファルトで日当たりもいいので大丈夫。
川沿いを進む。

「こういうところはいるね〜」
「え〜、、やだなぁ」
「脚に常に注意払ってないと・・・」
暑かったため、川の中を渡渉して帰ることに。
ヤマビルは陸生のため、水中にはいないはず。

冷たくて気持ちよかった。


足元に気をつけながら来たつもりだったけど、よくみたら指の間に一匹。。 ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
サンダルで歩くとは無謀ながら、指の間に入り込むとはなかなか。。



それにしてもヒルに吸われると、なかなか血が止まらない。。

雑学で薀蓄をたれてしまうが・・・
◆ 止血できないのは、その名も、ヒルジン(C30H60O12N8)という抗血液凝固物質があるため。
◆ また吸われる時に痛みを感じないのは、モルヒネ様の物質で疼痛を抑えているため。





あまり気持ちのいいものではない、というよりかなり気持ち悪いので、もう二度と勘弁・・・
一応写真も撮ってきたが、載せたくなる気には何度見てもなれないので却下。






どうしても!って、怖いもの見たさでみたい方は、こちら
あまりおススメはしないけど。。







コンロに火が入りました。

慣れてるとホント速いんだね!
あっという間に木炭積み上げて、着火〜
今晩の食材たち。
ジンギスカンBBQ責め。

野菜は玉ねぎ、ピーマン、なす。

男3人でちょうど食べられるくらいの量だった。
ご飯は飯盒で炊かずに、市販の加熱調理済みのレトルトを利用。

水加減とか気にしなくていいので楽♪
熱湯で20分温めれば完成。



ヤマセミからヒグラシにかわり、それがまた7時すぎに一斉に鳴き声が止む。
揃って鳴き止むため、途端に静寂に包まれる。
喧騒から急に離れて、不思議な感じ。




食後は片付けもしつつ、夜が更けるにつれて涼しくなってく。
そしてまた、昆虫達が目を覚まし、活動し始める。

蛾、蚊は言うに及ばず、驚いたのが成虫のカブトムシやクワガタが雌雄飛び回っていること。
天然モノの立派なカブトは、デパートやペットショップで1000円以上はするシロモノのレベルだった。
角も脚も折れていない、雄々しい姿だった。


また、ホタルも初めて見た。
本当に蛍光とはよく言ったものだと思った。
薄黄色から黄緑の発色で、1匹だけだったものの点滅しながら舞う姿は綺麗だった。









日付が変更するくらいになって、先の広場に天体観察に向かった。

その時、広場で野生のシカが草を食べていたようで、5,6匹が走り去っていった。
柵のないところを自由に走り回っているシカも初めて見た。
動物園とは違う活き活きした動きが印象的だった。



雲がところどころ切れ、はくちょう座のデネブ、こと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)がはっきりと確認できた。
非常にうっすらとだが、その間を流れる天の川も見えた。

七夕からは時期がちょっとずれたが、大満足だった。







翌朝。

朝からセミたちは元気だ。
目覚ましではなく、セミの鳴き声で朝を迎えるのも貴重な体験。



昨日の夜が幻のように、また暑い一日が始まった。