青春18きっぷ 旅行記   -東京→香川編-

3/1、18きっぷの解禁日、いよいよやってきました。


久々の鉄旅の始まりです。


まずは、友人と東京駅で待ち合わせ。
行き先は、もう一人の友人の故郷である、香川県。
その友人はすでに帰郷しており、現地で落ち合う予定。

途中せっかくなので、大阪に寄って、腹ごなしをしてから四国上陸をしよう、という算段で計画を立てました。


順当なルートなら、東海道を西に下り、山陽、瀬戸大橋線を経るのが18きっぱーの王道であると思う。













が!



今回は、裏技というか反則技というか、早速タブーの新幹線を使ってしまいます(大汗
(というのもね、一緒にいく友人が18きっぷで各駅に止まってく、そんな冗長な長旅我慢してくれそうにないんだもん。やっぱ気つかうのよ)


横須賀・総武快速線 728F 東京行
船橋 8:00

東京 8:25
E217 Y-42 乗車距離 23.2km
乗車区間平均速度 55.7km/h
ま、新幹線というリーサルウェポン行使で、出発がかなりゆっくりとなりました。
まず、東京駅まで総武快速線で向かいます。

解禁日だし、西に向かう18きっぱー達は、もう相当東海道を西に進んでいることだろうな、
と時刻見てふと思った。
今日は土曜日ということもあって、平日だったら大混雑している車内もホームも、なりを潜めたよう。
旅行用の大きなバックを携行している僕も、割と難なく乗り込めました。
通勤ラッシュだったら、相当迷惑、イヤがられること請け合いw




















東京駅、八重洲口新幹線乗り場で友人とも落ち合い、車内で酒盛りをするための仕入れへと・・・


朝9時から車内で酒盛りとは・・・社会舐めとるな、と言われても言葉返せません(w

平日は頑張って働きますので、勘弁してやってください(w


















おぉ〜、フルカラーの行先表示板だ。
品川駅開業のときに初めて見て、見易さに感動したことを思い出す。

さてホームへ。


















一般人までも浸透してきた昨今の鉄道ブームに乗ってか、なかなか人気のN700。

500系が東海道から引退するという非常に残念なニュースもありますが、10年間の技術革新は著しく、新幹線の世代交代の速さを象徴するような車両です。


N700の登場によって、停車駅は増えつつも到達時間は早くなるという、理想的な高速化が現実のものとなります。
その相反する2つの問題を解決したのが、通勤電車並みの加速度と東海道区間での車体傾斜装置の実用化。
車外インフラ面ではデジタルATCの果たした役目も大きい。

また500系に勝るとも劣らない高速性を発揮しながら、車内空間は700系以上の居住性を確保、新世代新幹線の幕開けといっても過言ではない完成度の高い車両です。
特徴的な前頭部形状は、最新のコンピューター解析の反映で、遺伝的アルゴリズムによって導かれたものとなっています。
解析系はまったく訳分かりません(コンピュータさん頑張って〜)が、700のカモノハシみたいな形から、ずいぶんとスマートな印象を受けます。


個人的には500系のカワセミのような超流線型が好きなのですが、今後あの形が出てくることはまずありえないとのことでした。






などと思いつつ、写真を撮ってるうちに・・・






















あ!!・・・orz




発車しちゃった。。(川´Д`)











































































な〜んて。
さすがに、そんなオチはありません(w





僕らが乗るのはこちら。

こだま535号 新大阪行
東京 8:56

新大阪 12:56
300系 乗車距離 552.6km
乗車区間平均速度 138.2km/h
新幹線でも各駅停車のこだまです(w



ビール片手にくつろいでるうちに眠くなってきて、一眠りしてからまた起きて。。
を、4時間繰り返すと新大阪に着きました(w

















































神戸線(東海道・山陽本線)普通 須磨行
新大阪 13:13

大阪 13:17
321系 乗車距離 3.8km
乗車区間平均速度 57.0km/h
新大阪駅構内を歩いてみるものの、大阪に行こうということになり、隣駅を目指します。

東日本とは違う電光掲示板や、電車の接近メロディーなんてのもあるのね。


おっと!!
エスカレーターは
急ぐ人が左か!

本当に関東とはまるっきり逆だ(汗
これもまた、JR西日本独特な場所のLCD。

一時期、日本テレコムの実験室の名で、京浜東北の209系が、こんな位置にディスプレー付けてたこともあったっけ。
車内は結構混んでたけど、関西上陸に興奮気味で撮っちゃった(w

丸型のつり革、ラインフロー形状、蛍光灯カバーの有無、化粧版や網だなのアコモなどなど。




大阪で昼ごはんを食べるつもりでしたが、梅田周辺のオフィス街に迷い込んでしまい、刻々と次の乗換え時間が迫ってきてまして・・・
結局、手近なところにあったらーめん屋に入ることに。



チェーン店のものだったらしいけど、それなりに美味しくて、不本意ながら満足してしまった。
たこ焼きは後日リベンジしに来るぞ。











神戸線(東海道・山陽本線)新快速3463M 姫路行
大阪 14:15

姫路 15:16
223系2000番台 乗車距離 87.9km
乗車区間平均速度 86.5km/h
早々に駅に戻り、次の乗換え電車を待つ。
これで姫路まで約1時間。

実は14時発のに乗りたかったけど、数分差で乗り逃がし。
この遅れは最後まで引っ張ってしまいました。
約束の6時到着がここで破綻(w
これは先行する各駅停車の西明石行き。
さっき乗った321系。
主な駅で隣同士新快速と緩急接続しているので、乗換え楽チン。
向こうに見えるのは485系の国鉄色。
東日本じゃ見れなくなった色なので、思わず撮ってしまいました。
と思ったら、更に国鉄色キター
こちらは北近畿用の編成で、国鉄色ながら窓下にもう一本細帯が引かれてるのが特徴。
こんな感じ。
特急北近畿、城崎温泉行き。
方向幕も西日本独自の意匠のもの。
JR西日本のは、センスに溢れてるなぁ。
神戸付近の車窓。奥に六甲連山が見えます。
裾野から中腹まで住宅が広がっている様が窓からよく分かりました。
六甲山、摩耶山からの夜景は定評モノらしいですが、今回は時間帯的にも行けるか微妙。。

市内は後日訪ねるので、それまでのお楽しみに。
しっかし、新快速えらいスピードでホームに進入していく(驚
それもそのはず・・・

130キロで定速スイッチonかぁ。







山陽本線 普通967M 播州赤穂行
姫路 15:35

相生 15:55
115系 湘南色 乗車距離 20.7km
乗車区間平均速度 62.1km/h
短時間だったし、車内も混んでたので写真とか撮れませんでした。
1325Mに乗換え後、相生駅を出て間もなく、進行方向左手に967Mが赤穂線の単線トンネルに飲み込まれていく瞬間を見ることが出来ます。







山陽本線 普通1325M 三原行
相生 15:56

岡山 17:00
115系 (30N体質改善工事車) 乗車距離 67.9km
乗車区間平均速度 63.7km/h
のどかな田園風景の中をひた走ります。
車内は223-2000と同様の転換式クロスシートが奢られ、なかなか快適。
乗った車両は平天井化が見送られた30N更新車でした。













瀬戸大橋線 快速マリンライナー49号 高松行
岡山 17:13

児島 17:39
5000系+223系5000番台 乗車距離 27.8km
乗車区間平均速度 64.2km/h
児島駅にて。
ここから宇多津方面に行く、電車に乗り換えです。


マリンライナー用に新製されたこの電車、JR四国がグリーン車を含む3両、JR西日本が3両(元は暫定のサハを抜いた2両)をつなげて6両で編成されています。
ちなみに、JR西日本の223系2000番台を元にしたことはよく知られていますが、先頭の2階建てグリーン車だけは縁も所縁もないJR東日本のE217系のグリーン車を参考に作られています。
連結面でも、車体構造の違いが見れるのですが、車内からもG車がE217を参考にしたことが伺えます。
客用ドア窓の押さえ方、JR東日本の通勤車ではお馴染みの圧接式ですね。
雲の切れ間から日が注いでた。
なんかキレイじゃないですか。
もう、駅の端から瀬戸内海が望めます。
数キロで瀬戸大橋に差し掛かるところです。
もうじき夕暮れ。











瀬戸大橋線 普通2545M 琴平行
児島 17:50

宇多津 18:08
115系 湘南色 乗車距離 18.1km
乗車区間平均速度 60.3km/h
再び湘南色の115系に乗ることに。
クモハ含む3連で岡山所属でした。
この色の編成が瀬戸大橋渡って、四国まで乗り入れているってのもやけに新鮮に思えます。
方向幕は前面側面ともにLEDに換装されています。
カバーが掛かっている他は原型を留めている車内。
児島駅では長時間停車していたため、ドアは半自動扱いでした。
ボタンじゃなくて手で開けるってのは、実は初めてだったりします。。
もうすぐ日没。
ちょうどいい時間でした。
トラスが一定のリズムを刻んで、遮られた夕日が車内を照らしていました。
シンジ 「すごい!本物のジオフロント?!」
ミサト 「そう、これが私たちの秘密基地、ネルフ本部。世界再建の要、人類の砦となるところよ」

・・・(w













宇多津からは、駅前で借りたレンタカーに乗って、夕食をとるべく、新世というお店に向かいました。





手頃な価格でなかなかの和食が頂ける店とのことでしたが、期待通りで満足満足。
レンタカーじゃなければ、アルコールも一緒に頼めたんだけどね(^-^;


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