サンシャイン峠

妙な名前ですが、実在しますよw

4月から群馬県に住んでいるさとちゃんですが、水曜日がお休みになりました。
HPもかなり放置気味でしたが、引越し後初の更新がコレです。

まぁ、休みといっても以前のように気ままドライブできるわけではなくて、出勤日にためた家事を片付けるのに精一杯(^-^;

今日も洗濯して布団干して買い物行って、作りおき出来るもの冷凍して・・・と。
あぁ、やることいっぱいだなぁ。
東京は楽でよかった・・・





なんて遠い目をしていた、





かどうかは定かではありませんが、この都心から遠く離れた此の地でサンシャイン(もちろん池袋の)が望めることから、サンシャイン峠と別名が付いている峠があることを知りまして。
東京を望郷の念で望む、まホームシックみたいなもんでしょうか(爆

今後なるかもしれないし、行ってみようかな♪


と、思い立ったのが発端でした。



(多分、ドライブできるくらいならホームシックになってはないだろなw)

















で、出発したのは午後4時半過ぎ(汗

朝からの家事がやっと片付いたのが、こんな時間。
そもそも行く気になったのが4時過ぎてたしなぁ。。


あ、サンシャイン峠は、牛石峠の別称です。
牛石峠は大胡から赤城山へと向かう県道16号線にあります。
地図はこちら

市街から赤城山へと車を進める。

が、完全に山はガスってる模様。


これじゃ東京の夜景は厳しいかな、ここで少し不安になる。
このままスーパーに行き先変更して、買い物にするか?
と実は葛藤が・・・
ま、今日はムリかもしれないけど、行くだけ行ってみよう。
と気を取り直して進む。

上毛電鉄の大胡駅付近を越えて、赤城山への道を登っていく。
道は駒形線の片側2車線が終わり、1車線へと。

道が空いてるのは気持ちがいいね。
都内じゃこうはいかないもんね。
そして峠道へ・・・


林道クラスの狭隘路が延々と続きます。
赤城山南面の裏ルートで、赤城スカイボルトラインとも言われるらしい。

愛称が付くくらいだとある程度の規格を期待してたが、待ち受けていた峠道はそんなことを忘れさせるくらい険しいものでした。
大胡から続くこの道は、宮城村に入り赤城神社手前を折れた当たりから道が険しくなってきました。
舗装路ではあるものの、車幅が狭い上にすれ違い場所が少なく、またヘアピン多数でその勾配もかなりキツイ。
コーナーはほぼ全てがブラインドで、ミラーが3つ付いているトコロもある。

薄暗くなってきたのと対向車が来たときに早くから気づいてもらえるよう、ライト点灯で登っていきました。 




展望台は峠の4,5キロ手前にありました。



円筒形の螺旋階段が見えてますが、これが展望台。




展望台からの眺め。
5枚をパノラマ処理して合成してます。




この時間帯、アイスブルーは空の色と同期して、調和した中で表情を刻々と変えていく。
撮る度に、絶妙な色合いが変化して、撮影者を楽しませてくれます。


群青を増したアイスブルー。
数分後。










日没までまだ時間があったため、この先の峠を訪ねることにする。
あと数キロだが、一層勾配が険しくなり、次第に雲の中に入り周囲の視界が悪くなる。
また、いかに標高が高いかを物語るかのように、道の脇には数十センチの積雪が残っている。
道は除雪されているが、融雪剤か砂利か定かではないが、車体をバチバチと打ち付ける粒子が積もっている。
温まったネオバだとスゴイね、音が。。





いくつのヘアピンを抜けたか、数え切れなかったがようやく本当の峠に着いた。




『牛石峠』
霧で視界が悪いが、看板には前橋市と書かれている。
富士見村側から撮影。








霧が濃くなったのに加え、日没が近づいてきたため、思ったよりも暗さを感じる。
あまり長居して、視界が更に悪くなってしまってからあの道を下るのは理屈抜きでイヤだ。





HIDが霧の中で白く反射して見にくかったが、SレンジLレンジを多用して下山。
ダウンヒルであのグリップのなさそうな路面の砂利に突っ込むのは、危険すぎる。
傾斜もキツイのでブレーキも厳しい。ハンドル操作が始まる前に減速を終えたいので、かなりフルブレーキに近い制動が要求される。
さらに、コーナーの手前に沢から流れ出た湧水が筋を作っているところもあり、ラフな操作が禁忌のように思われた。

僕の経験乏しいドラテクに掛けて深い谷にダイブするわけにはいかないので、もう出来るだけゆっくり。
そして大回りしない、インをデッドに降りる。
ブレーキとステア操作の連携のレッスンのつもり。

幸いにして、峠を上ってくる対向車はなく、後続車もいなかったので安全な自分のペースで降りられました。







先ほどの展望台に戻ってみると、1台のクルマが止まっており、どうやらカップルさんらしい。
そいや展望台の柵に、南京錠が沢山掛かっていたな。
あの狭い展望台にカップルがいたら、もう上れないでしょう(爆




も、いいやww





下山途中の木々の合間から、前橋市か高崎市か、麓付近の夜景が少しだけ見えました。
結構キレイでしたね。


また今度、行ってみるとしよう。
どうせなら、キレイなねーちゃんが一緒だと最高だなぁ(笑





帰宅してから、調べてみると。。
あの道、冬季(12月から4月)までは閉鎖されているらしい。
行ったのは4/9だったけど、開通して間もなくだったのかな。